お疲れ様でした。
昨年からのツアーが、先日無事千秋楽を迎え、無事終了出来ました。
この方の仕事は、本当に本番が終ると生も魂も尽き果ててしまったかの様に脱力感が襲って来ます。
沢山沢山叱られて、沢山沢山苦汁を飲んで、それでもまだまだ出来ない自分に腹を立てながら・・・そんな日々を送って来ました。
人間だから失敗は仕方が無い、けれども人間だからこそ同じ失敗は繰り返さない。頭では判っているものの、なかなか上手く行かない。それでも不器用ながら、なんとかかんとか最終日に向けて仕上がって来た。本来なら出来上がった物を最終日に向かって練り上げていくはずの物なのに、最終日を迎えるほんの何本か前に、やっと初日を迎えられた気分でした。
沢山の方々に支えられながら、沢山の方々に見守られながら、やっと噛み合った歯車。
大きな大きな何かを動かす為に、その少しでも原動力になれたのかと、まだ今は自答自問ばかりです。
もう少し時間が経ったら、きっと答えは見えるのかもしれません。
今は只無事に終えた安堵感と、気持ちの良い疲労感で一杯です。
お疲れ様でした。
また逢う日迄・・・すこしだけさよなら。